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趣味のくずかご

音ゲーを中心にいろんな趣味の雑記。デレステは引退しました

相貌失認はもっと知られるべき

雑記

日常生活でこういう話をする機会がないのでブログに書いとこうと思います。

 

相貌失認って知ってますか。

人の顔を見てもその人が誰か認識しにくくなる脳障害による失認の一種。
(中略)
先天性相貌失認の人口は2パーセントほどと考えられている。その場合、声や服、体格などを総合して人を判別することが生まれつきの習い性となるため、軽度の場合、障害と認められにくい。

-----コトバンクより引用

初めて聞いた人もいるかもしれません。簡単にいうと「人の顔」が覚えにくかったり、全く覚えられなかったりする疾患です。

僕は比較的軽度な方だと思いますが、最低でも4~5回顔を合わせないと覚えることができません。顔つきが整っている人ほど記憶が難しくなるようで、例えば北川景子松嶋菜々子なんかは未だに「この人誰だっけ」となります。

 

この相貌失認、先天性の人口が2パーセントもいるらしい。50人に1人なので日本人だと250万人。調べてみたら、双子が産まれる確率と大体同じくらいでした。まあ多少珍しいかもしれないけど、別に驚くことでもないですよね。

ところが日常生活で一度会ったことある人に再度会ったとき、うっかり「初めまして」なんて言おうものなら失礼な人だと思われますし、三度目となれば嫌がらせと取られる可能性もある。実際は会う場所や相手の反応からある程度予想がつきますが、「ごめんなさい、私相貌失認なんです」「あ~相貌失認なのね」みたいなやりとりがしたい。

 

なぜ認知度が低いのか。

上の引用文にもあるように、無意識のうちに顔以外の部分で個人を判別する癖が付いていることと、「物覚えが悪いだけ」で片付けてしまうことで、自分が相貌失認であることに気づかない人が多いからだと思います。

高校生までは、教室では座る席が決まっているし、背の順や五十音順で整列することが頻繁にある。名札があったり、体操服に名前が書いてあったりする。また、同級生でも身長や体格が幅広い。顔が分からなくてもそこまで不自由しないんですよね。

僕も「人の顔を覚えるのは難しいけど、物覚えが悪いのかな」程度で、疑問に感じることはありませんでした。大学に入っても、1回生でクラス分けのような制度があったので助かりました。仲良くなった女の子とデートの約束をして、待ち合わせ場所に着いたのに相手の顔が思い出せなかった時は流石にびっくりしましたが。

 

そして、社会人になってから、困りました。

同じ職場の社員は覚えることができたものの、頻繁に顔を合わせることのない取引先の人の顔が覚えられない。名刺交換してるのに顔を思い出せない。相手の反応を頼りにしてヒヤヒヤしながら挨拶するしかない。

幸い、そこまで社外の人と関わる仕事では無いため何とかなってますが、もし営業とか接客業とかだったら詰んでたなと思います。

 

病気と分かったところで治療して治る訳でもありません。それでも、こういう人が結構な人数いるということが当たり前の認識になるように、この記事が少しでも貢献できたら嬉しいです。