お盆休みにロシアのウラジオストクへ行ってきました。
想像以上に良い旅行となったので記事に残しておきます。
今、ウラジオストクが熱い
これまで日本人がロシアを訪れるにはビザの申請が必要で、平日昼間に大使館へ行く必要があるなど旅行のハードルがとても高かったのですが、これが昨年よりインターネットを通した電子申請でOKになりました。*1
また、特筆すべきが距離の近さ。
ロシアといっても極東、日本海沿岸です。片道2時間半ほどなので沖縄行くのと変わりません。
これだけ近くてもロシアはロシア。住んでる人はもちろん食べ物も建築もすべてがロシア、ヨーロッパの文化です。ハラショー!
旅行に向けて
というわけで、国連安保理の常任理事国を制覇したいという個人的な理由もあり、友人を誘って2泊3日の弾丸スケジュールを組みました。
ウラジオストクは小規模な街のため、丸1日あれば大体観光できるというコンパクトさのも魅力の一つだと感じます。
ウラジオストクのみを扱った唯一のガイドブックがちょうど発売された矢先で、買いに走りました。
必要な内容が凝縮されているので困った時はこの本見れば何とかなります。マジで。
ありがとう地球の歩き方編集室。
ちなみに旅行中この本を片手に歩く日本人を5~6組は見かけました。
出発
成田15:40という遅い出発になるのが唯一の欠点。せめてあと2時間早ければ色々便利なのに(後述)
S7航空は機内食にサンドイッチが出ますが、あまり美味しくないです。パンがパサパサ。機内食が悪いというより現地でもパンはパサパサだったので、ロシアのパンはそういうものなのかもしれません。
2時間半後、眼下に広がるのはロシアの風景……
あっという間に到着。空港は地方都市並みの規模ではあるものの、近年改装されたためか非常に綺麗で好感が持てます。
SIMについては私は買わなかったので分かりません。ドコモのパケットパック海外オプションが安かったのでそのまま使いました(もし同様の人がいたら、現地の回線事業者は「Beeline」を選択しましょう)
空港の注意点として、SIM売り場は20時まで、タクシーカウンターも20時までです。
タクシーを呼ぼうとしたら20時を過ぎており、受付のお姉さんに冷たい表情で「Нет!」と一蹴されてしまいました。おかげで怪しい白タクを使う羽目に……無事着けたからいいけど。
西洋建築に心が躍り、ひたすらシャッター押してた気がします。
レストランやスーパーなどは深夜まで空いている店が大半で、人通りも多く治安は良好と言っていいでしょう。
晩ごはんはスヴェトランスカヤ通り沿いのペリメニ屋さんへ。
本場のボルシチに感動……!
こちらはペリメニ、一口サイズの餃子みたいな感じ。
好きなソースを選べるということで、調子乗ってサワークリームとか選んで後悔しました。どう考えても醤油が合うわ(醤油も選べた)
ロシア料理、全体的にあっさりとした味わいで日本人の口には合うと思いました。日本海沿岸だからだろうか?他の地方の味付けも気になるところ。
時間も遅いし1日目はあまり散策もせずホテルへ。
一応中級程度に位置づけられるホテルなんですが、ビジネスホテルレベルですね。
まあ値段も設備もそこそこで何より清潔なので文句なし!
長くなりそうなので続きは後日。
*1:電子ビザで訪問できるのは極東沿岸地域などごく一部で、例えばモスクワなどには行けません