趣味のくずかご

『流浪の月』を読んだ(2021年13週目)

明日から蔓延防止措置とやらで、また飲食店が時短営業になる。

確かに時短営業がコロナ感染拡大防止に繋がるのは間違いないんだろう。ただ、ゲーセンや映画館まで一括りに時短の対象にされるのはおかしいと思う。

幸いにもホームゲーセンのアム茶は営業時間を変えないそうなので、僕もこれまで同様に通うつもりでいる。こういう時期こそゲーセンにお金を落とすことが大切だし、どうせ入店から退店まで一言も喋らないんだから。

 

今週読んだ本

流浪の月

流浪の月

 

『流浪の月』を読んだ。

この小説はジャンルを定義するのが難しい。限りなく恋愛小説に近いと僕は感じたが、決して恋愛小説ではない。でも、別にそんな分類しなくたっていいよね。

主人公2人の関係性に付ける名前はない。常識から外れているから。ただ、そういう人がいてもいい。大切なのは、価値観の違いを認識し、「理解できないということを理解する」こと。多様性を認める現代社会において一番大切なメッセージが詰まっている。納得の本屋大賞