趣味のくずかご

『窓ぎわのトットちゃん』を読んだ(2021年39週目)

9月末で緊急事態宣言がようやく解除され、2ヵ月半ぶりに居酒屋に行ってきた。

大阪では相変わらず飲食店に時短要請が出ており、まだまだ平常時に戻ったとは言えないが、少しずつ元の生活が戻ってくるのだろうか。

僕はやっぱり外で飲むお酒が好きなので、今年は小規模でもいいから忘年会が開けたらいいなぁと思う。

 

今週読んだ本

『窓ぎわのトットちゃん』を読んだ。

言わずもがな戦後日本で一番売れた本である(2位は松下幸之助『道をひらく』)。恥ずかしながら今まで読んだこと無かったのだが、近くの古本屋で新組版を見つけ、いい機会と思い手に取った。

小学校の集団生活に馴染なかったトットちゃん(黒柳徹子)が、転校先で経験した素晴らしい教育について綴ったエッセイ。

子供を主体とした"個"を伸ばす教育方針はとても70年以上前のものとは思えず、むしろ今の時代にこそ必要なのではと考えさせられた。両親や周りの大人たちも理解のある人ばかりで、読んでて温かい気持ちになれる。いつか自分に子供が出来たらまた読み返したいと思わせる1冊だった。