嫁が新型コロナに感染した。
第7波にてとうとう被弾。当然ながら僕は濃厚接触者となったが、幸運にも発熱等の諸症状に見舞われることなく隔離期間を終えることができた。嫁も高熱こそ出たもののスムーズに回復し、一段落。
感染者が急増していた影響か、大阪市からの食料配給（1週間分）が届いたのは体調が戻った後のことだった。
今週読んだ本
『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』を読んだ。
麻耶雄嵩は『神様ゲーム』に続き2作目。人里離れた館を舞台に繰り広げられる連続殺人といういかにもな本格ミステリ。面白いのは探偵が2人登場することで、それぞれが推理を披露する展開となるのだが、「それはないだろう」と笑ってしまうような展開の連続。あまりにも出来すぎなプロットは本格ファンのための本格ミステリといった趣で、賛否両論も頷ける濃い内容だった。著者が弱冠21歳でこれを書き上げたというのが一番の衝撃かもしれない。
