中伝から皆伝までに実践していたこと、考えていたことを、覚えているうちに記録しておく。
今後IIDXでSP皆伝を目指す方の助けに、少しでもなれたらいいなと思う。
自分の経歴(ざっくり)
LincleからIIDXを始め、SINOBUZで中伝、BISTROVERで皆伝。
中伝までに4年半、そこから皆伝まで4年3ヵ月。合計で8年9ヵ月かかった。
かなり時間がかかった方ではあるが、よく言われる「始めてから中伝までと中伝から皆伝までが大体同じくらい」というのはズバリ当たっている。わりと信憑性のある格言だと思うので、中伝取得済みの方は目安にすると良いかも。
詳細な経歴はこのへん読んで。
運指など
1P側1048式+3:5半固定の小指皿。7鍵は薬指。
特筆すべきかなと思うのは、ベチャ押し(皿+1+3を小指親指で取る)が出来ないということ。
どうしても出来なかったので、代わりに右手力を鍛えて乗り切った。具体的には「3+4+5」「3+5+6」「3+5+7」あたりを当然のように片手で捌けるようにした。同じような人がいたら参考にしてほしい。
ベチャ押しが出来なくても皆伝は取れる。ただ、出来るに越したことはない。
皆伝フラグはある?
「○○にハードがついたら皆伝フラグ」は一切信用するな。と言いたい。
理由は、個人差があまりにも大きいから。
CPI考案者りせさんの下記ブログ記事によると、中伝平均CPIで1割弱が皆伝に合格する一方、皆伝平均CPIでも2割弱は合格出来ていない。
皆伝フラグのクリアランプを意識してしまうと、それを達成しても合格出来なかった場合に、段位粘着して癖がついてしまう恐れがある。
たぶん皆伝合格者は全員言ってることだが、癖がついたら終わりなので受ける回数は抑えたい。理想は月1回。そういう意味でもクリアランプは気にしない方がいい。
皆伝受験の目安になるもの
信頼できる指標をあえて挙げるとしたら、
「冥と卑弥呼のランダムのBP」
これに尽きる。結局皆伝は冥と卑弥呼が上手ければ受かる。
目安としては冥100、卑弥呼120と言われることが多いだろうか。私は冥BP91、卑弥呼BP118でも皆伝落ちたことがあるので、この指標もあくまで目安程度に考えた方が良い。
余談だが、私は皆伝を受ける直前に必ずreunionを選曲して「一発でハード出来なければ受験しない」と決めていた。
皆伝合格に直結するのは過去につけたクリアランプではなくその日の調子なので、自分の調子を測れる曲を1つ決めておくのはオススメ。
灼熱対策
灼熱で落ちたことが無いので正直分からない。灼熱イージーしておけばいいと思う。私はハードしたけど、多分そこまでしなくていい。
皆伝受かった頃によく選んでいた曲
- 夜明け
- カイザー
- コンフィ
- エレクリ
- IX
- シムルグ
- クロペン
- 皆伝課題曲
THE 量産型って感じ。強いて言えば皿複合が苦手なのでシムルグを積極的に選んでおり、これをハード出来たことでかなり自信がついた。
ぶっちゃけ
一番大切なのはモチベ。次に体調管理。
モチベさえあれば皆伝は取れる。少なくとも中伝まで取得できた人間であれば、皆伝を取れる可能性が0ということは絶対に無い。
変にネガティブになる暇があったら鍵盤を叩け。
あと、このゲームはやればやるほど上手くなるが、当然低難度ばかりやってもダメで、自分が出来るギリギリの難易度帯に食らいつく時間が長いほど良い。私は☆10や☆11のフルコン粘着に熱を上げてしまうタイプだったので、自戒を込めて。
クレ数は週20、月80程度やれば十分だろう。
くれぐれも腱鞘炎にはご注意。