趣味のくずかご

『日没』を読んだ(2023年47週目)

保育園の見学に行った。

入園はしばらく先だけど、僕が育休のうちに少しでも回っておこうということで3件訪問。大阪の都心部なのでどこも高倍率なんだろうと思っていたら、意外にも0〜1歳児クラスは空きがあった。嬉しい反面、コロナ禍で出生数が激減した結果なのだとしたら複雑な心境になる。

 

今週読んだ本

『日没』を読んだ。

小説家・マッツ夢井は、有害な作品を書いているとして収監され、"正しい作品"を書くよう命じられる。言論の自由を主張し抗うマッツだが、事あるごとにペナルティを与えられるなど、終始理不尽で重苦しい展開が続く。

少しでもコンプライアンスに違反すれば炎上してしまう現代社会の風刺的作品でもあり、現実にはあり得ないと分かっていても絶望的な気分にさせられた。