大喬&小喬
リーダースキル
まずLSですが、要するに4種類のドロップを消せば4倍攻撃になります。似たような効果を持つモンスターとして光ラーやネテロがいますが、このモンスターの比較対象はイシス、ホルスでしょう。
表作りました(見やすさを考慮し水イシスと火ホルスは除いています)
かつての究極前ホルスを使いやすい方向に拡張させた感じ。その点においてもイシスホルスの中間に位置するモンスターですね。
イシスと比較すると
利点
●3色+回復から4倍が乗る。もちろん4色でも4倍。
欠点
●3色だと倍率が乗らない。
となります。
これはあまり比較する意味が無かったかな……とりあえずイシスは3色ダンジョンでのお株も奪われてしまい、4種消しに慣れてしまえば利点はバインド無効とクイックヒールくらいになってしまいました。
4種消しに慣れていなくても9倍が出せるという点が唯一にして最大のメリットなのかもしれませんが、今は単色9倍が組める時代ですからね。ほんと4色4倍でも良かったと思うよイシスは。
で、ホルスと比較すると
利点
●3色+回復から倍率が乗るので、ドロップ事故がまず起こらない。
●3色ダンジョンでも使用可能
●属性、タイプで染めやすい
欠点
●最大倍率が4倍
となります。
1つ目の利点、多色パに慣れている人なら分かると思うのですが、3色+回復という条件で盤面にドロップが無いという状況はほとんど起こりません。またホルスと違って回復ドロップもLS指定になるため、普段から自然に回復ドロップを消すことができます。意識してドロップマネジメントをする必要がほとんど無く、この点でホルスより優秀と言えるでしょう。
2つ目の利点も回復ドロップがLS指定になっていることでの恩恵ですね。ただ3色ダンジョンではコンボ系リーダー(クシナダやアヌビス等)の方が優秀な場合も多いです。属性、タイプ染めに関しては後述のパーティ編成で見ていきますが、弱点属性の無い光で染められるというのがかなりの強みになるかなと思います。
とまあメリットの多いLSですが、倍率は4倍固定です。充分といえば充分なんですが、一部降臨や難関ダンジョンのボスなど、火力不足を感じる場面は出てくると思います。
スキル
闇を光に、火を回復に変換します。MAX 8ターン。
うーん……絶妙です。サブに入れる場合は非常に優秀なスキルなんですが、リーダーとして使う場合は少し注意が必要です。
このスキルを使うと盤面が水、木、光、回復の4種類だけになってしまうので、ここからさらに攻撃態勢で光を増やすことができません。
……と思ってたんですが、先に攻撃態勢を使えばいいだけでした。これだとダブル攻撃態勢と同じくらいの光ドロップを確保出来るので、光染めも現実的になってきますね。
一方サブで使う場合、素直に大喬小喬→ヴァルキリーの順で大量の光ドロップを作り出せるので、光染めパーティや、今まで変換持ちの少なかった回復パの強化に貢献してくれそうです。ただ前述の通り火を消すので、エキドナとは噛み合いません。
パーティ
せっかく回復タイプを持っているので、回復染めパーティを考察してみたいと思います。
上は闇ヴァルを利用して全色揃えたパターン。下は従来の回復パテンプレに近い組み合わせです。
大喬小喬の変換を使うと、闇・火のモンスターは攻撃に参加できなくなるのですが、上の編成では直後に攻撃態勢・闇を使うことで攻撃が可能になります。サンダルフォンのエンハンスが2ターン有効なので、大喬小喬→闇ヴァルとヴァル→大喬小喬で2回コンボを使えます。
下の編成ではエキドナが攻撃に参加できないですが、3倍エンハンスとCTWでワンパンを狙える形。火力はありますが、やはりHPの低さがネックになるでしょうか。
次に光染めパ
せっかく属性強化を持っているので、属性強化を中心に組んでみました。
小太郎をタケミナカタに変えると属性強化が1つ減りますが、6個なら充分といったところ。副属性で全属性を揃えることもできます。道中の安定性を高めるなら小太郎、ボスでの火力を重視するならタケミナカタですね。
他にはCTWを持つヴィーナス(列1、スキブ1)も候補としてはありかなと思います。
ちなみに大喬小喬のLSでパーティを1色抜きにした場合、LSの発動難易度はホルスと同じになります。なので1色抜きまでなら問題ないでしょう。
最後に、回復パのサブとして使う場合
従来のふあふあの席を奪う形で組み込めます。変換で獲得できる光ドロップの数が大幅に増えました。あとは可愛さもアップしましたね(重要)エンハンス枠さえ何とかなればビジュアル最強になれるんですが。それと列強化。
といった感じで、リーダーとしてもなかなか、サブでも非常に汎用性があるので、使える子だと思います。