趣味のくずかご

『可燃物』を読んだ(2024年1週目)

とうとう育休が終わってしまった。

盆休み、正月休みと合わせて5ヶ月近く仕事から離れていた。転職の時以上にブランクが空いてしまったが、それでも育休を取って良かったと思う。育児の過酷さは実際にやってみないと分からないし、それ以上に子供がかわいいということもよく分かる。少なくとも2ヶ月以上は取ることをお勧めしたい。

 

今週読んだ本

『可燃物』を読んだ。

新年1冊目は米澤穂信の短編集。警察小説だが派手さは無く、主人公の葛警部が淡々と推理を行う本格色の濃いミステリ。些細な手掛かりから事件の隠れた真相を導く葛の手腕が見事で、ぜひシリーズ化してほしい。立場の逆転が鮮やかな『本物か』がお気に入り。

9/10